「音風」、試してみた。

 

 

 

 

令和一発目です。

 

光舜堂さんの「音風」がアオイ楽器店さんに届いた、

と言う事で、早速お試しに行ってきました。

 

普段は、上海紫檀ちゃんには「古月琴坊ERB-160」、

龍頭黒檀の北京君(名前は秋榮)には

「同・ERB-100UB」の二本を使っています。

どちらも北京式で、重さは100UBが50g、160が55g。

竹は8mmぐらいで固めです。

 

 

 

 

 

(写真左がERB-100UB、右が「音風」さん。)

 

さてさて........

「音風」、ヤバイですw

ワンランク上の「麗風」を試したキリコちゃんが、

「電動アシスト自転車みたい!」と興奮気味に評していたが、

「音風」はさしづめ、「電動自転車」ですかね。力要りません。

何もぜず、弓を動かしたら、まぁ弦の響く事ったら!(◎_◎;) 

北京君本来の力強さと豊潤な音色を取り戻した感じでした。

 

音の粒立ちが良いです。快弓でも、一音一音がシャキッとしてくれます。

長弓では、ストレスなく気持ちよく音が伸びていきます。

凄く上達した気分になります(笑)

 

「ヤバい」と表現したのは、この弓を使い出したら、他が使えなくなるからです。

 

弓選びは、凄く悩みますよね。

 

ある程度になったら(無論、最初からでも)、絶対良い弓を使われる事をお勧めします。

値段もピンキリですからね、もちろん悩みますよ。

でもね、弓で出した音が「自分の声の代わり」だと考えてみたら、どうでしょう?

私の声は、低くて音域が狭いです。歌は得意じゃない。

でも、二胡だと常日頃は恥ずかしいと思うような表現もできる。綺麗な高音も出せる。

それは、弓があっての事。そう思い至ったとき、値段は気にするのを辞めました。

(上記のERB-160は18000円(税抜)、100UBは12000円(税抜)です。)

 

 

「音風」が気になった方、是非是非、ご自身の二胡を持って、

ご自分の手で、試してみてください。試すだけでも違いますよ。